包茎とは、亀頭が包皮に覆われて露出しない状態のことです。
包茎には、真性包茎やカントン包茎などの病的なものと、仮性包茎や隠れ包茎などの生理的なものがあります。
包茎は、衛生面や見た目、性感度などに影響を与えることがあります。
そのため、多くの男性が包茎手術を受けることを検討しています。
しかし、包茎手術には切る方法と切らない方法があります。
切る方法は、包皮を一部または全部切除することで亀頭を露出させる方法です。
切らない方法は、メスを使わずに亀頭を露出させる方法です。
切らない方法には、注射法、糸止め法、ヒアルロン酸注入法などがあります。
では、切らない方法のメリットとデメリットは何でしょうか？
ここでは、切らない方法の3つのメリットと4つのデメリットをご紹介します。
切らないほうけい手術のメリット！
手術の跡が残りにくい
切らない方法では、メスで切ることがないため、手術の跡が残りにくいです。
特に注射法やヒアルロン酸注入法では、針穴程度の傷しか残りません。
糸止め法では、糸を取る際に小さな傷が残る可能性がありますが、時間が経てば目立たなくなります。
すぐに性行為が可能になる
切らない方法では、傷口が少ないため、回復も早く、すぐに性行為が可能になります。
切る方法では、傷口が大きく出血や感染のリスクが高いため、2週間から1ヶ月程度は性行為を控える必要があります。
施術時間が短い
切らない方法では、施術時間も短く済みます。
注射法やヒアルロン酸注入法では、10分程度で終わります。
糸止め法では、30分程度で終わります。
切る方法では、60分から90分程度かかります。
切らないほうけい手術のデメリット！
真性包茎やカントン包茎には効果がない
切らない方法は、仮性包茎や隠れ包茎などの生理的な包茎に対して有効ですが、真性包茎やカントン包茎などの病的な包茎に対しては効果がありません。
真性包茎やカントン包茎は、包皮口が狭くて亀頭を露出させることができない状態です。
その場合は、包皮を切除する必要があります。
切らない方法では、包皮口を広げることはできますが、包皮を短くすることはできません。
包茎が改善される度合いは状態による
切らない方法では、包茎が改善される度合いは個人差や包茎の状態によって異なります。
注射法やヒアルロン酸注入法では、亀頭の下に薬剤を注入することで亀頭を持ち上げる効果がありますが、亀頭の大きさや形、包皮の厚さや長さなどによって、亀頭がどれだけ露出するかは変わります。
糸止め法では、包皮口を縫い合わせることで亀頭を露出させますが、糸の位置や強さ、包皮の伸縮性などによって、亀頭がどれだけ露出するかは変わります。
効果が永続しない可能性がある
切らない方法では、効果が永続しない可能性があります。
注射法やヒアルロン酸注入法では、薬剤が体内に吸収されることで効果が徐々に減少します。
そのため、定期的に再施術する必要があります。
糸止め法では、糸が切れたりずれたりすることで効果が失われる可能性があります。
そのため、注意深くケアする必要があります。
副作用や合併症が起こる可能性がある
切らない方法でも、副作用や合併症が起こる可能性があります。
注射法やヒアルロン酸注入法では、薬剤に対するアレルギー反応や感染症、膿瘍、硬結、不自然な形成などが起こる可能性があります。
糸止め法では、感染症や出血、瘢痕化、神経損傷、勃起障害などが起こる可能性があります。
まとめ
切らない方法は、手術の跡が残りにくく、すぐに性行為が可能になり、施術時間も短いというメリットがあります。
しかし、真性包茎やカントン包茎には効果がなく、包茎が改善される度合いは個人差や状態によって異なります。
また、効果が永続しない可能性や副作用や合併症が起こる可能性もあります。
切らない方法を選択するかどうかは、自分の包茎のタイプや目的によって決める必要があります。
また、切らない方法を受ける場合は、信頼できるクリニックを選ぶこことや、施術前後の注意事項をよく確認することが大切です。
この記事が参考になれば幸いです。